第9回上田市消防団 定期演奏会

2014年11月30日

広報部長 坂田です。
ご無沙汰してしまいました。


さて、本日、上田市民会館(12/26閉館)において、第9回上田市消防団 定期演奏会が開催されました。
多くの市民の皆様が聴衆としてお集まりくださいました。


私、定期演奏会を聴きに行くのは初めて。


当分団からは、音楽隊の一員として蒲生団員、竹内ラッパ部長(賛助出演)が
第2部には第3方面隊の精鋭ラッパ衆として上記2名+宮下ラッパ班長、松原団員が奏者として登場するとのことで、家族と連れ立って聴きに行きました。
(ロビーでは各分団のポスター展示も行われていましたので、一応、広報部長ということで・・・)


開場の13:30に充分間に合うように、余裕をもって行ったのですが、
すでに入場者の皆様が長蛇の列をなしていました。
こんなに人気のあるイベントだったとは・・・恐れ入りました!



「え~!?定期演奏会って、こんなに大勢の市民が聴きに来るんだ!」と
少々驚いているところへ、竹内部長を先頭に音楽隊のメンバーが颯爽と登場!
開場をお待ちの市民の皆様の前で、ゲリラ的に演奏開始

開場前サービス!


自称「おもてなし音楽隊」の面々


こういうのを「気の利いたサービス」というのですね
並んでいる皆様のボルテージが高まるのを肌で感じました。


クラリネットサービス


会場内でも、開演までの間、クラリネットの隊員が『ハナミズキ』を演奏して聴衆の気持ちを癒してくれていました


そしていよいよ14:00
開演です。

開演前の挨拶で団長が登壇された際、私は危うく敬礼をかますところでした。
もちろん上げかけた右手を振りおろし、ほかの聴衆の皆様と同じく、拍手で迎えます。


第9回上田市消防団 定期演奏会


(竹内ラッパ部長は右端のチューバに隠れてしまって、私の席からは見えません。恥ずかしがり屋さんなのでしょうか?)


迫力のある演奏が始まりました
なんだか身体の内側で血液が沸き上がるような高揚感、そして癒される感覚。
私のとなりでいまいち落ち着かなかった小学3年生の息子も、体を乗り出して演奏に聴き入っていたのが印象的でした



第1部の後、第3方面隊(塩田地区を管轄する4つの分団から成る)による第2部です。
第三方面隊ラッパ衆による第2部



指揮者を務めた竹内部長の軽妙なトークに、客席も一気に楽しい雰囲気に。
15分団に、こういうタレントがいてくれて良かった!
(因みに、写真左端で勲章を防弾チョッキ代わりにして身辺を護衛しているのが蒲生団員)

消防ラッパにはピストンバルブが無いということを忘れてしまうような、素晴らしい演奏でした。



第3部では、耳なじみの楽曲でさらに聴衆を楽しませてくれました。

蒲生団員


顔は見えませんが…竹内部長

蒲生団員のスタンドプレイと竹内部長のスタンドプレイ!

チューバのスタンドプレイなんて初めて見ました…私の席からは相変わらず顔が見えませんが…やっぱり恥ずかしがり屋さんなのでしょうか?




今回、プライベートではありますが、音楽隊の演奏を聴き、彼らの存在意義について自分なりに、勝手に納得してしまいました。


正直、有事の際には無線もありますし、信号ラッパの意義は昔ほどではないでしょう。

それでも、演奏を聴いたときの高揚感、
身体の内側にしみこんでくるような癒される感覚。

自衛隊にも警察にも消防にも、音楽隊が存在します。

これって、「災害に携わるからこそ必要なもの」なんじゃないでしょうか。


我々は、災害それ自体に関わります。

でも、災害後までフォローすることはなかなかできない。

日常生活を取り戻すために。
日常生活に戻った後。
そこに音楽隊の力が必要なのだろうと思います。

癒されて、励まされて、勇気づけられる

音楽隊って、スゴイ!


そんなことを感じた定期演奏会でした。



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この記事へのコメント
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Posted by gen at 2014年12月05日 15:39
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