退団の前に
2015年04月03日
退団するにあたり荷物整理やらデータ整理をしている中で
広報部長時代に拾っておいたデータが出てきた。
(分団報とかに使えればと思って拾っておいたもの)
せっかくなのでここに残しておきます。
旧山古志村長の言葉(総務省から全国市町村長に宛てられた手紙より抜粋)
--以下引用--
全国の市町村長の皆様におかれましては、災害対応の責任者として、
地域の安心・安全の確保のため、御苦労が絶えないことと存じます。
私が旧山古志村の村長だった平成16年10月23日午後5時56
分、新潟県中越大震災が起こりました。私達は自分達の力の及ばない、
大きな自然の力を知る事になりました。自然災害は誰のせいでもあり
ません。でも大きな傷跡が現実として残りました。当時、地域の全て
の社会資本を失い、全ての人が絶望の淵に立たされる事になりました。
誰を恨む訳にもいきません。嘆いていても始まりません。そんな時、
消防団の方々から大きな力を頂きました。地域消防団の方があくまで
人道的に行動をしてくれた姿が今でも目に浮かびます。平成16年1
1月9日までだけで、延べ32,988 人もの消防団の方が救助活動をして
下さいました。消防団の方々が住民の命を守る為、全力を尽くしてく
れた姿は特に印象的でした。夜も昼もありません。昨日も今日もあり
ません。そんな消防団の方々の姿に感謝の涙を流した人がたくさんい
るのです。その姿から自分も頑張ろうという、希望を見出した人も実
はたくさんいるのです。消防団の方々が優しい気持ちで力を下さった
から、今、私達は山の暮らしを取り戻す為に一歩一歩前進していける
のです。
今、社会はともすれば自分が生きる事に精一杯で周りに目を向けら
れなくなっているのかもしれません。この平和な日本でも、消防団の
活躍が、地域を再び立ち上がらせてくれたのだという事を知って頂き
たいと思います。自分の為だけではなく、地域の未来に希望を見出す
絆と力を取り戻させてくれる消防団精神こそ、今の日本に必要なもの
だと固く信じています。私も消防団の熱い想いを国民に伝えられるメ
ッセンジャーになろうと思います。
最後になりましたが、市町村長の皆様の御健勝と地域の益々の御発
展を心からお祈り申し上げます
--引用ここまで--
他にもあるのでまた挙げておきます。
とりあえず今回はここまで
H
広報部長時代に拾っておいたデータが出てきた。
(分団報とかに使えればと思って拾っておいたもの)
せっかくなのでここに残しておきます。
旧山古志村長の言葉(総務省から全国市町村長に宛てられた手紙より抜粋)
--以下引用--
全国の市町村長の皆様におかれましては、災害対応の責任者として、
地域の安心・安全の確保のため、御苦労が絶えないことと存じます。
私が旧山古志村の村長だった平成16年10月23日午後5時56
分、新潟県中越大震災が起こりました。私達は自分達の力の及ばない、
大きな自然の力を知る事になりました。自然災害は誰のせいでもあり
ません。でも大きな傷跡が現実として残りました。当時、地域の全て
の社会資本を失い、全ての人が絶望の淵に立たされる事になりました。
誰を恨む訳にもいきません。嘆いていても始まりません。そんな時、
消防団の方々から大きな力を頂きました。地域消防団の方があくまで
人道的に行動をしてくれた姿が今でも目に浮かびます。平成16年1
1月9日までだけで、延べ32,988 人もの消防団の方が救助活動をして
下さいました。消防団の方々が住民の命を守る為、全力を尽くしてく
れた姿は特に印象的でした。夜も昼もありません。昨日も今日もあり
ません。そんな消防団の方々の姿に感謝の涙を流した人がたくさんい
るのです。その姿から自分も頑張ろうという、希望を見出した人も実
はたくさんいるのです。消防団の方々が優しい気持ちで力を下さった
から、今、私達は山の暮らしを取り戻す為に一歩一歩前進していける
のです。
今、社会はともすれば自分が生きる事に精一杯で周りに目を向けら
れなくなっているのかもしれません。この平和な日本でも、消防団の
活躍が、地域を再び立ち上がらせてくれたのだという事を知って頂き
たいと思います。自分の為だけではなく、地域の未来に希望を見出す
絆と力を取り戻させてくれる消防団精神こそ、今の日本に必要なもの
だと固く信じています。私も消防団の熱い想いを国民に伝えられるメ
ッセンジャーになろうと思います。
最後になりましたが、市町村長の皆様の御健勝と地域の益々の御発
展を心からお祈り申し上げます
--引用ここまで--
他にもあるのでまた挙げておきます。
とりあえず今回はここまで
H
Posted by 15分団 at 12:52│Comments(0)
│本部員のつぶやき