消火栓講習会!!

15分団

2015年05月03日 20:48

今年もゴールデンウィークに入り、暑い日が続いております。
皆様、お変わりありませんでしょうか。
広報部長 坂田です。

ゴールデンウィークといえば、私たち消防団にとっては山火事の発生が懸念される時期です。
昨年も、山火事出動した苦々しい思い。

こいのぼりが気持ちよく泳ぐ。
つまり、この時期は、意外と風が強いんですね。
火の取り扱いには十分に注意しましょう。
今年は何事もなく過ごせますように!!



さて、本日は当分団の管轄自治会にて、消火栓講習会を実施させていただきました。
自治会さんからお声掛けいただいて、出動してきました。


自治会長さんの計らいで、地域整備活動の時間をお借りして大勢の皆様にご参加いただけました。


今回は、こちらから事前に使い方を説明するのではなく
地域の方々が実際に消火栓を使ってみて、私たち消防団員がポイントを指導するという形で進行しました。




初めて消火栓に触れる、という方がいらっしゃる一方で、
消防団OBの方も多く、比較的スムーズにホース展張、送水が出来たのではないかと思います。

「地域の防災力は、消防団OBの多さで決まる」
という事を、改めて実感しました。


消火栓の使い方をおさらいしましょう。

1.「火事だーっ!!」と大声で叫んで、とにかく人を集めます。(一人では消火活動はできません)

2.器具箱から消火栓開閉器具を取り出して、まずは消火栓から赤水を出しきります。

3.ホースを延ばして、消火栓につなぎます。

4.ホースの先に筒先を結着したら、消火栓側に向けて「放水はじめ」を合図します。


・ホースがしっかり結合できているか、引っ張って確認すること。
 (ホースが外れてケガをするおそれがあります)
・消火栓の赤水を出し切ってから結合すること。
 (筒先にサビが詰まってしまうことを防ぎます)
・放水の合図は火点側から行うこと。
 (つなぎ終わってないのに水を送ると、危険です)


上記3点、確実に行っていただきたいと思います。

いざ火災となると気が動転したり、焦ってしまったり、安全性に配慮した動作が取れなくなり、
結果として二次災害をもたらします。
とにかく安全に行うこと
これ、大事なポイントだと思います。



終了後に感想を聞いてみましたが、概ね好評をいただき一安心でした。


最後に、野焼きは条例で禁止されています。ということをお伝えしました。
農業の関係などで野焼き・たき火を行う際は、必ず最寄りの消防署へ連絡を入れてから行っていただくようお願いして、本日の消火栓講習会を終えました。


当分団では、自治会様からご依頼いただければ、随時、消火栓講習会を実施しています!


広報部長 坂田

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